第1回 ゲスト:日本ミクニヤ㈱ 名古屋オフィス所長 野中温子氏

「いつも私がどのような仕事をしているか実際にやってみるほうが分かりやすいでしょう」と、防災に関する企業の危機管理のプレゼンがてら、会社説明をされた。
防災や環境保全、危機管理といったことは目に見えにくく、企業に提案する際も、伝え方にとても苦労するとのこと。だからこそ、「この人はどんな風に伝えたら納得するかな?」「この内容をどういう風にとらえるかな」など、相手に対していやがうえにも興味関心をもって、コミュニケーションを取ることが癖になったようだった。

参加者からの、「どうして今の会社を選びましたか?」という質問に、「新入社員研修がスキューバーダイビングでおもしろそうだったんです」という意外な答えが返ってきた。「仕事選びで最初のきっかけは、些細なことでもいいんじゃないでしょうか?とりあえずやってみないと分からないしね」と笑顔で語る。

最も印象的だったことは、「どうしたらそんなに前向きになれるんですか?」との問いに、「私も新入社員のときは愚痴ばかり日記に書いていたし、悔しい思いをたくさんした。無理にポジティブになろうとしなくていいと思う。」と答え、参加者は目からうろこが落ちたようだった。