第6回 ゲスト:医療法人六寿会 総務部長 浅井絵美氏

学生時代にサッカーをされていたという、体育会系の浅井氏。そこで、相手を思いやる大きな器とチーム全体をどう盛り上げていくか考えるという地道な努力が感じられ、現在のお仕事にも十分に活かされているのだと思います。

学生時代は、飲食店での接客業など、様々な職種をアルバイトで経験。将来何になりたいかという明確な目標はなかった。しかし、理事長との出会いで、今のお仕事へ就くことに。人と関わることや高齢者、障害のある方と接することが好きだと気づき、「やりたい」に変わった。理学療法士の資格を取り、患者さまに接していると、「ありがとう」と言われた。そのとき、「知識、技術、経験を磨いた上で向かわないと、失礼だ」と感じたとのこと。

現在は、組織全体の運営と管理を任されている。「ありがとう」と言われる立場から、職員などすべての人に「ありがとう」と言う立場に変わった。「自分に合う人や合わない人と出会い、自分が分かるようになった。常に自分と向き合い、相手と向き合うことが必要です。」と微笑む。

「言うことをきかない人にはどう対応する?」の質問に、「お願いごとを聞くので、聞いてくださいと伝える」と答えた。
「相手の望みを叶える努力をする。人と人なので分かり合えないことはない」と向き合っているとのこと。